それは、以下のポイントから考えてみましょう。
@ 自分のやりたいものを考える
副業は、自分の仕事の業務時間外に行います。したがって、自分のプライベートの時間を犠牲にするわけですから、
それでもやるに値する、やってみたい、と思えないと、続けることができません。ですから、「これならやっていける」と自分が
思えることでなければ、継続も難しいでしょう。
たとえば、カメラが好きな人なら、カメラ、料理を好きな人なら、料理を副業の手段として考える、というのはどうでしょう。
A 自分の特技を生かせる
好きなことでも、できることでなければ意味がありません。
歌が好きな人が歌手になれるわけでも、絵が好きな人がプロの画家になれるわけではありません。ですから、少なくともお金を
とれるくらいの技量がある領域でなくてはなりません。
ただし、この場合、たとえば料理の例でいえば、別にレストランや食堂を開くほどの技量がある必要はありません。
家族や、友人などにふるまって、「おいしいね」といわれるくらいで十分でしょう。カメラのような例でも、セミプロぐらいで十分じゃないでしょうか。
では、それをどうやってお金にしていくのか?という時に考えなくてはならないのは、次の”誰が顧客となるか”ということでしょう。
B ”誰が顧客になるか”を考える
カメラが好きで、かつてカメラに熱中して一生懸命勉強しプロ芸術写真をやりたいと思っていたが挫折した…という人は多いでしょう。
しかし、そういった人はプロにこそなれなかったにしても、普通の人に比べたらはるかに優れた技量をもっているはずです。セミプロと言ってよい人も多いのではないでしょうか。
通常、一般の人たちがプロに写真を撮ってもらおうと思ったら、写真館に行かなくてはなりません。いくらデジカメが普及し、普通の人がかの写真をとれるようになったとしても、やはりプロに撮ってもらえる写真と素人の写真の差は、雲泥の差があるはずです。
ですから、普通の人がプロには頼みづらいような領域を考えて、それを仕事にしてはいかがでしょう?
たとえば、家を建てた人に、新居に引っ越す前に建設中の家が、だんだんできて行く様子を本人にかわって撮影する…というような仕事があったらどうでしょう?数は少ないですが、興味を示してくれる人が現れるのではないでしょうか。
また、前述の料理の例で言えば、料理の出張サービスなんかも立派な商売です。考えれば、やり方はいくらでもあります。
このように、自分ができそうな仕事をどんどん考え、そこから”やってはいけない仕事”を除外して、実行してみましょう。
ただ、気をつけてほしいのは、ここではできれば元手の掛からない仕事を考えてほしいということです。うまくいくかどうかいかない副業のために、大金を、場合によっては借金までして無理をして機材を購入したりするのは避けましょう。
結局失敗して、借金だけ残っては本末転倒ですから。